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片品川・泙川三重泉

2001年9月8日(土)〜9日(日)
L増田、佐藤、長南、関


前夜沼田インターを降りた近くの「道の駅」に泊まる。偶然にも「渓友塾」の生徒さんを連れた宗像さんと一緒になり、遅くまで飲んでしまった。

9月8日(土) 晴れ
三重泉橋の4km程手前で車は止められる。支度をして歩き始めた。今日は快晴。絶好の沢日和だ。1時間ほどの林道歩きで入渓点である三重泉橋に着く。橋の上の堰堤を右から越えて川原に降りる。思ったより流れの大きな沢だ。
歩き始めはゴーロが続く。少し行くと二段堰堤がある。右に踏み跡がついている。堰堤の上で釣師と思われる人がロープを持ってうろうろしていた。どうやら下降点を探しているようだ。

木にロープを引っ掛けて懸垂で降りようとしているのだが、うまく肩がらみ懸垂ができず。試行錯誤の挙句、首がらみ懸垂?で降りたようだ。一歩間違えれば首吊りになろうかという危ないおじさんだった。
沢が右に曲がり右岸から枝沢が合わさるようになると、沢床がナメとなり、やがて両岸が迫ってきてゴルジュ帯となる。釜を持った2m、4mの滝は釜を水に浸かって2mの滝を這い上がるが、その先の4mの滝は突破できそうもなく、左の岩の間のルンゼ状のところを登る。ぼろぼろに崩れていて登りにくい。

4mの滝が三つ続くところはまとめて右岸から高巻いた。釣り師のものと思われる巻道・ロープがあるのだが、いまいち下手なルート取りをしている。途中に懸垂下降をはさんで通過する。

そこを抜けると第一ゴルジュは終わりで、川原状で昼食休憩を取る。すぐに第二ゴルジュが始まる。まず最初の2mの滝が越えられず、左岸から小さく高巻いて、懸垂で降りる。続いて釜を持った2m程の滝は水流を外れた右の岩の隙間に残置シュリンゲが掛かっているのだが、バランスがとりにくくなかなか登れない。長南さんがトップで取り付き、左にハーケンを1枚打ち足してそれに掛けたシュリンゲをあぶみにしてずり上がる。後続はロープをたらしてもらい、ごぼうでずり上がった。

その先の釜はザックピストンで通過。5mの滝は右のルンゼから小さく巻き、次の4mの滝は右のバンドを伝って巻いた。その上の5mの滝は左の岩の窪みを利用して長南さんがまず登り、後続は確保してもらって登った。ハーケンとナッツの流動分散という支点の取り方をしていた。

これで核心部は終わり。その先は平凡なゴーロ歩きが続き、いいかげん嫌気がさしてきたころに堰堤跡があり、その上が広川原になっている。先客がいたので我々は川原の上流のほうに陣取った。

雲が出てきて、焚き火に火をつけるころには雨がぽつぽつ降り出した。降ったり止んだりしながらだましだまし焚火をしていたが、夜も更けた頃本格的に降り始めて、宴会もお開きとなった。

9月9日(日) 雨
朝から小雨模様だった。計画書どおり三林班沢に行くことは最初からあきらめていたが、天気がよくないので本沢に行く気力もわかず、結局登山道を尾根越えで帰ることにした。川原から鞍部までは30分ほど。そこからは途中猿梨を採りながら下り、林道がニグラ沢を渡るところ付近に出る。林道の途中で泙滝を下に垣間見ることができる。川幅いっぱいのナメ滝でなんだか凄そう。川に降りてしっかり見て来ればよかったなあ。

猿梨は焼酎に漬けました。逍遥祭の頃飲み頃になるでしょう。乞御期待。(記:増田)

三重泉橋の上の堰堤を右から越えて川原に降りる

ゴルジュがはじまる

ザックは引き上げ空身で登る

ルートを探す

これを抜けると広河原だ


《コースタイム》
9月8日:車止ゲート(8:30)〜三重泉橋(9:30〜10:15)〜第一ゴルジュ上の川原(12:30〜13:15)〜滝ノ沢出合(15:30)〜広川原(16:30)
9月9日:広川原(9:25)〜鞍部(10:00)〜林道(11:20)〜車止ゲート(14:10)