2001年7月18日(水)〜7月20日(金)
L古川原、望月
迷いに迷った、初リーダーの沢。そして遂に決めたのが逍遥ポスターにもなっているナルミズ沢。あの源頭をなんとかゲットしようと学生特権の平日を使い、さらに日にちを1日ずらしてまでも行って来ました。
7月18日 雨ときどき曇り
インターネットのお天気情報をもう1週間前からにらめっこして、一喜一憂の日々をすごして、どうも源頭では天気が計画通りだとよくなさそうとむつかしい判断をして1日ずらすことにする。そして18日。1日ずらしたはいいが、そうすると帰る日の夜に差し支えるので18日予定を多少繰り上げて、その日じゅうに広河原まで行くことにする。
上野10:30発にのり2時過ぎに入渓。このころから雨がぽつぽつとくる。今日は行動が長そうだし、天気も悪いので急いでいくことにする。はなげの滝までは左岸の仕事道を途中まで使った。滝の下の部分のナメは土砂で秋に見たときと比べて埋まってきれいじゃなかった。はなげの滝はなんなく越え、ナメの連続になる。確かにすごいナメである。でもなにか足りない。今でもよく分らないが、何かこう、感心できなかった。
とりあえずがんがん進み、白毛門沢をこえ、左への屈曲部もこえる。途中の滝はすべてさっさと登っていった。さすがに若い男2人だとはやいはやい。まむしといきなり出くわしたりもした。そして稜線へ。ここは2年前、2人とも某ワンダーフォーゲル部で泊まった笹原だ。赤布も枯れ木の刻印も懐かしい。しかし、雨が心配なのですぐに降りる。
広河原に着く。ここもまた懐かしい。でも本流の台地状のところが、かなり小さくなっていた。そこにシートを張ることにする。焚き火用に薪を探すが、全然ない。これから広河原に行く人は要注意。ほんとに薪がありません。夜は雨のやんだ合間に何とか苦労して火をつけ服を乾かした。
7月19日 曇り時々晴れと雨
昨日がんばった分、今日は奥の二股までなので余裕の中日。朝遅くに起きて出発。つり用に川虫を探すがこれまた、全然見つからない。なんとか見つけ、広河原すぐ上の釜で魚を釣る。
平日だけあって2ひきつることができたが、いずれもリリースサイズ。このころは晴れていたので昼過ぎまでゆっくりしていた。でも、天気予報では夕立がきそうだったので、また天気もそんな感じだったので、今度は急いで出発。
明るく開けたナルミズは釜がけっこうあり、水もきれいで、ナメもきれいで東黒と違いかなりよかった。途中、釜で泳いだりして遊んでいった。魚がけっこう走るも、みんな小さいのばかりだった。
目的地近くの小滝と釜がいくつか連続するところを右から巻き道をたどって巻いたほかはすたすたと進んでいった。
本日のテン場は奥の二股少し下側の右岸とした。焚き火痕1つあり。ここはほんとに増水すると水をかぶりそうなところだったが、まあ、今回は問題なかろうと判断した。上も下もここ以外に適当なところはなかった。薪が広河原よりも見つけやすかった。でも、もうありません。ナルミズは本当に薪のない沢だなあ。インナーシュラフ+アンダーウェアーでも寒い夜だった。
7月20日 晴れ時々曇り。
朝、寒くて目が覚めると快晴だった。これこそ1日ずらし、2日間も雨に降られたかいもあるというもの。期待に満ちて、すばやく撤収し、出発する。二股あとすぐに雪渓を発見。先週末にスノーブリッジだったというのはこれだろう。ずっと続くナメには山椒魚がたくさんいた。
最後の2股にきて目の前に大パノラマが広がったときには本当に感動ものだった。雲も、ちぎれては流れ、申し分なかった。ポスターの写真はこの辺かなあと思いつつ進んでいたら水流が細くなってしまった。これはまずいと写真をとるために下りなおす。そして写真撮影。増田さんポーズでとりまくった。
湿原を堪能してから稜線にでる。さあ、こっから長い稜線歩きの始まりだ。そこからJ.P.までは笹がかぶさって道悪く、展望はよかったものの苦労した。早く帰りたいのでさっさと歩き、意外と笠ヶ岳まではすぐに行った。iモードで12時25分土合発の上り電車があると知り、さらに急いだ。
白毛門からのくだりが長かった。3連休の初日とあってかたくさんのハイカーが登ってきていた。こんな、長いのを下らなきゃいけないのによく登ってくるなあと感心した。苦労して降りきって、東黒でお洗濯をして電車に間に合うように帰っていきました。
とにかく源頭で天気に恵まれ最高の山行になりました。かなり、自分の中ではランク高いかも。初リーダーがこのように成功に終わって本当によかった。(記:古川原)
<コースタイム>
東黒出合い(3時間)広河原(2時間)奥の二俣(1時間)稜線(4時間)東黒出合い