2001年1月28日〜29日
L 長南・増田・戸ヶ崎
湯元〜刈込湖〜切込湖〜山王峠〜光徳のコースは登山道が通り、わりと平坦な地形らしいので、手頃なスキーハンキングになることを期待した。
無料駐車場に置いたジェミニの車内で早めの昼食を採る。バスの待合所で支度を済ませ、雪の舞う旅館街を歩く。源泉の横を通り抜け、登山道になるところからスキーを履く。
一息登ると深雪の金精道路に出合い、そのまま横切る。蓼の湖の東側を回りながら小峠を目指すが、緩やかで広がりのある地形はルート判断が難しく、時々判断に迷う。コンパスを頼りに北方の谷筋に目星を付け、やや急な斜面を登り切ると南東から林道を合わせ小峠に着いた。
地形図に従えば、ここから始まる北面の谷筋を下って刈込湖に至るが、藪と雪崩が気になるので道標を参考に地形図に載っていない林道を使うこととする。この林道は、刈込湖の南側の一段高いところを通過していて下降点の道標がある。林道がどこまで続くのかは知らない。下降点からの滑りは急で快適ではないが、気を抜くと大岩の隙間に落ちそうになったり、藪に挟まらないように体をくねらせねばならず大変楽しい。林道では重かった雪質が斜面では軽いのが不思議。
難儀して下ったところは刈込湖のやや上流。雪に覆われた刈込湖はまさに静粛の世界。湖岸の台地に幕営。
28日(くもり時々はれ)
刈込湖の南面の湖岸を行く。最挟部を過ぎると切込湖につながる。こっちも全面雪に覆われとても美しい。凍結した湖面を歩くのは止めておく。
南北に挟まれた最低部を東進し、向きを南に変えると眼下に涸沼が見えるところに出た。ご機嫌な斜面を滑降で決めたいが雪が重くてみなこけた。
ここから旧山王峠の下降点へ直接登りたいが、藪が深そうなので諦め、正面の奥鬼怒林道の急登を選ぶ。始めのうちは夏道の開きをうまく使えたが、途中で分からなくなり藪の薄いところをだましだまし電光坂で登る。林道に着くころは汗だくでへとへとだった。
山王峠からは林道を使わず、シールを剥がして旧峠から夏道にそって滑降する。始めは藪の深い旧斜面でいやな予感がしたが、徐々に開け雪質もよいので思いのほか快適だった。特に1600m付近からは夏道と離れて南西の緩斜面のトレースに導かれ、久々のごきげんテレマークとなった。
更に下るとクロカンコースに出て、スピードを抑えながら光徳方面に逆走する。アストリアホテル付近はクロカン愛好者が多く、辺りの景観に溶け込んでいる。湯元行きのバスを待つ間ホテルのラウンジで山行スタイルのままビールを飲む3人であった。快感。 ジェミニ最後の山行に謝謝。(記:戸ヶ崎 洋)
〈コースタイム〉湯元(3時間)刈込湖(3時間)山王峠(3時間)光徳