2000年11月19日(日)
L佐藤・増田
シンナソーは、「東京周辺の沢」で見て、変わった名前であり、奥多摩にしては面白そうなので、11月か、4月にでも行ってみようかと思っていた沢である。
当日は、新宿からホリデー快速で武蔵五日市へ。入溪場所である藤倉へのバスは、日曜は何と7時台、9時台、11時台それぞれ1本づつしかない。また、帰りは、午後2時55分の次は7時頃になってしまうという不便さである。
さて、藤倉のバス停を降りると、日陰のためか、なかなか寒い。また、惣角沢沿いに入った所なので、方向が分かりづらい。地形図では北秋川本流を確認し、上流に向かうと直ぐに赤い消防施設がありよい目印になる。その対岸がシンナソーだ。バス停から見ると、沢が入っているとは思えない地形である。日向で着替えてから、その消防施設脇の崖っぽい所を降り、入溪する。水量は少ないものの、出合からナメ滝が連続し、期待させる。沢が左に曲がり、右に曲がり返すと、小ゴルジュで小滝が連続し、高度を増す。伏流となる所までは、なかなか面白かった。水流が復活すると、それまで程ではないが、やはりナメやナメ滝が連続しており、飽きさせない。2段9m滝は、私は右を巻いたが、増田さんは果敢にもシャワーを少々浴びながら直登した。水量が少なくなっても続くナメ床の終わるころ、二又となり、昼食をとる。ここは本流と思われる左へ入るが、直ぐに再び右に沢を分け、その先はガレで沢が終わっている。ガレの手前で右岸に登ると10分位で踏み跡にでた。そのまま尾根を左にトラバースしてヒャマゴ沢に下ろうと思っていると、ライフルを持ったハンターに会う。撃たれては困るのでやむなく稜線に出る。登山道はハイカーも多いし、マウンテンバイクも多かった。
ヒャマゴ沢へは登山道から下り始める。10分もしないうちに水が現れ、はじめの2〜3の滝の後は、シンナソーと同じようにナメ滝の連続で楽しい。途中で猟犬に会ったりしたが、飽きないうちにワサビ田が現れ、下降終了となる。直ぐ下の堰堤で着替えを済ませ、バス停に向かった。
この時期にしては、なかなか楽しく遡下降できる良い沢であった。(記:佐藤)
<コースタイム>
出合(10:40)〜二又(11:55〜12:25)〜踏み後(12:35)〜登山道(12:45〜12:55)〜ヒャマゴ沢の堰堤(14:00〜14:25)〜バス停(14:35)