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谷川:湯檜曽川東黒沢金山沢〜宝川武能倉沢下降

1999年7月10日(土)〜11日(日)
L長南・森下・大塚


今回はまだ梅雨も明けないらしいので、昨年ナルミズ沢に入渓するルートにとった東黒沢あたりで遊んでみようと目論んだ。
当初は東黒沢の金山沢から宝川の武能倉沢を下降して、広河原まで宝川を登りなおし、ウツボギ沢を経由して東黒沢の丸山沢を下降して1周コースとするつもりだった。
結局は、天候やその他諸々の事情で武能倉沢を下ってそのまま宝川温泉に下ることになったが、その分のんびりとした山行になった。

昨年の秋この一帯を襲った大雨で、ハナゲの滝下のナメ地帯に溜まっていた倒木が流されたのではないかと期待していたのだが、実際その通りで奇麗なナメ地帯になって楽しませてくれた。しかし大雨というものは当然良い方向にばかり影響を与えるはずはなく、遡行中にあちらこちらにその残骸を見せてくれた。東黒沢を登山道が横切るコンクリートの橋は流され沢床が上がってしまっていたし、白毛門沢から丸山沢と金山沢の出合いまでのナメも所々砂礫で埋まっていた。下降した武能倉沢は急斜面が崩壊した箇所が何ヶ所も見受けられたし、巨岩や倒木が沢を埋めていたので巻いて降りたところも多々あった。今回は足を延ばせなかったが丸山沢のナメはどうなっているのであろうか。

金山沢は丸山沢のようにナメ沢ではなかったが、最後は滝場が連続してそれなりの印象を与えてくれる沢で、詰めは藪もなく鞍部のブナの森に導いてくれた。その鞍部は丸山沢のそれよりも明るく開放的でたいへん気持ちのよいところであった。

鞍部からは平坦な地形を北東に進み沢に乗ったので、そのまま下降して15mの滝を巻き降りた。が、武能倉沢にこんな滝が??。とても地形図からは想像できないので方角を確認してみると南に向かっていた。どうやら沢は平坦地をゆるやかにぐるりとまわっていたらしい。登りなおすか、と思っているところへ本降りの雨。めげずに登りなおすととても小さな湿原に出逢えた。しばらくその湿原を愛で、典型的に蛇行する源流をたどって武能倉沢を下る。
登り直しで1時間をかけ小さな湿原でも時を過ごし武能倉沢の下降にも思ったより時間がかかったので、宝川を板幽沢の一つ手前まで下降してそこから林道に上がり宝川温泉に入って帰路についた。(記:長南)


<<コースタイム>>
7:30入渓-8:00白毛門沢出合-8:30丸山沢出合-10:30鞍部11:00-12:00小さな湿原12:30-15:00林道-16:10宝川温泉