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今夜の番組チェック

朝日:三面川化穴沢左俣遡行〜水上沢下降

1999年8月12日(木)〜16日(月)
L戸ヶ崎、西、大塚、松之舎


一、前夜、ムーンライトで村上へ。朝目がさめると、かなり強い雨である。村上駅で遡行準備をしてタクシーで三面ダムの登山口へ入る。
 湿度100%と思われる中、三面小屋まで歩く。長く感じた。小屋を過ぎて道が悪くなり、キスケ小沢で本流に入渓。大量のアブに襲われる。私の沢人生でこれだけのアブははじめてだ。精神作用に失調をきたすのではないかと思われた。
 特に夕方日没まぎわの攻勢には心の底から閉口した。キスケ沢の少し上でテン場。

二、今日が本格的な本流遡行。三面は水につかりまくるが、本当に厳しい渡渉や泳ぎはなく、楽しめる丁度良い程度である。(もっとも水量によるが…。)泳ぎの好きな者にとっては本当にきれいな沢だ。
 竹ノ沢は右からゆったり合流する。何時はこっちも行きたい。それからしばらくして滝沢が入ると右に良いテン場あり。エスケープルートあり。
 ナタクラ滝は左から簡単に巻ける踏み跡あり。その上の大きな釜を持った滝は、右からの大高巻きとなる。約一時間使う。以東沢を分けると沢は小さくなり、すぐなかなかきれいなゴルジュ。15分ほどですぐ開ける。大岩が多くなり渓相がかなり変化する。標高500m付近になると、一枚岩のみがかれた岩相があらわれる。なんとなく万太郎谷の下流部を思い出した。この付近にもテン場あり。しかし増水の逃げ道なし。
 横山沢の出合いでテン場。ここは昨日と比べてアブがかなり少ない。場所によるみたいだ。

三、化穴沢はすぐに大滝(下斜瀑10m×5m 上8m)。岩はもろく左は草付。左から高巻く。その上にある7m×7mのナメ滝もいっしょに巻く。約1時間。

 次に二段の大滝がすぐ出てくる。これも50mほど上がり、左から巻く。約1時間。その下りた所の標高600m付近は、地形図上線がゆるくなっているがあまりよいテン場と言えない。

 

 その後はゴルジュが発達しなかなか美しい。昨日と渓相は全く違う。三段25mの滝の跡は連瀑帯。標高650付近6mの滝。左の壁を戸ヶ崎氏トップで登る。そのままルンゼをかなりあがりヤブコギ開始。沢を見わたせる所までくると、その上に7m×7mのナメ滝。20mのトイ状の滝があり、下りられない。あらに上がり、懸垂で左から入るルンゼに降り、さらに少し登り返して、また懸垂で沢に戻る。今回のクライマックスだ。戸ヶ崎氏のルートファインディングは適切であった。松之舎氏ど根性を見せる。
 その後、小さな釜をもった滝を左から巻き、懸垂で降りる。その後、標高700m付近で左から大きな沢が入ると沢は二俣までゴーロとなる。その後、奥の二俣までは源頭部の様相。高巻き合戦にあけくれたこの沢もあとは稜線の最低鞍部(1200m付近)目指してつめるだけと思われたが、最後にど〜んと壁。空身で上がり、荷上げとなってしまった。稜線にあがったのは四時半過ぎ。遅れすぎだが仕方ないと思われる。
 水上沢下降開始は5時。集中場所に行けなくても行ける所まで行こうとする。水上沢は何もない楽な沢であり、どんどん距離をかせぐが、日が落ちると、簡単なトロでザイルを出したり、懸垂したりして、時間をかなりとってしまう。8時過ぎの集中場所の宗像氏からビバークせよとの指令下る。9時行動終了(900m付近)。
 体力を使い切った4人であったが、エスパースの中は、今日一日の興奮でにぎやかとなる。明日早朝の集中を楽しみにくつろぎモードとなった時だった。50mほど上流にあったスノーブリッジがものすごい大きな音とともに崩れたのであった。偵察に出かけるが、ダムとなる心配はなさそう。しかし何となくくつろぎムードはなくなり、疲れがどっと出て寝る。

四、明朝は1時間半ほどで集中。朝食を用意していてくれた他パーティーのみなさん有難うございました。(記:大塚)


《コースタイム》
12日:村上(6:30〜7:30)〜車止め(9:05〜9:20)〜三面小屋(11:20)〜テン場(14:30)
13日:テン場(6:30)〜竹ノ沢(8:00)〜滝沢(9:00)〜滝小沢(9:30)〜以東沢(14:20)〜テン場(15:45)
14日:テン場(7:00)〜二俣(14:15)〜奥の二俣(15:15)〜稜線(16:45)〜テン場(20:45)
15日:テン場(6:00)〜集中場所第二広川原(7:30)