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最上川小国川水系白川大又沢根ノ先沢

1998年7月18日(土)〜7月20日(月)
L佐藤・満田・戸ヶ崎


7月18日(土)快晴

(a) 前夜発。陸羽東線、羽前赤倉駅にてSTビバ-ク。根ノ先沢出合いにて車から降り、西ノ又沢組と別れる。駐車スペースを横切り河原へ。河原は広く明るい。

(b) 左岸から涸沢が入る先に小さなゴルジュ。一人は泳ぎ、二人は右岸をへつり気味に小さく巻いた。

(c) 少し進むと正面に稜線が見える。両岸からチョロチョロと小さな支流が幾つか入る。特に右岸は水が滴り、天然の山葵が生えている。

(d) 顕箸な屈曲を過ぎたところで釣り師に出合う。無視して追い越すとすぐに二俣に着いた。幕営適地ではない。

(e) 2m滝は、かまの左からへつり気味に取りつくが、うまくすれば腰までつかる程度ですむ。5m滝は右から容易に越えられる。

(f) 6m滝は、シャワ-で直登できそうだが、左右どちらも巻けるので無理することはない。滝の上には幕営適地が見当たらないので、滝下のわずかなスペ-スを整地してテントを設営する。まだ11時過ぎだ。下流の二俣へ戻って左俣を遡行するが、水量は遜色ないものの、両岸薮が迫り汚らしい印象だ。2段滝を見て引き返す。今夜は盛大な焚き火。ねっころがって満天の星。

7月19日(日)快晴

(g) 6m滝の上は屈曲が続き、ゴーロ、小滝、スラブ壁を見ながら進む。左に曲がるところの河原は幕営可。

(h) 次の二俣は、右俣が直進方向にあり、その右岸から本流が出合う。本流は、極小さなゴルジュで出合い、その先を右に曲がるとすぐ左に屈曲しながら10m滝が迎える。滝場は狭く、両岸とも高く迫ってくる。水流の左右どちらも直登できそうだが、下部は足場に乏しく、上部はハング気味。おまけに岩が脆そうだ。二俣に戻り、右俣を少し進んで右岸の草付きに取りついて高巻く。上部の大木を目標にやや高めに巻いて、降りる方向を誤らなければ問題ない。

(i) 5連滝は右から、2段滝も右。ナメ混じりのゴーロに8m滝、右から。右岸から3m滝を持つ支流を迎えると、源頭が見える。

(j) 3mCSを左からへつり、ゴーロを進むと伏流がある。小滝が続くがどれも問題なく通過できる。

(k) 15m滝は、左から簡単に取りついて中段をシャワ-を浴びながら右に横断して上部を登るのが理想だが、シャワーが嫌なので始めから右に取りつく。ホ-ルドは豊冨だが剥離しやすい。1回どぼん。中段にハーケンの打ち所を探すが、歯が立たず困った。流水に手を突っ込むとしっかりしたチョックがあったのでうまく上に抜けられた。最上部に残置ハ-ケンがあり、A1で落口までへつる。荷揚げがきつい。

(l) 二俣を過ぎると谷はハッキリとV字型になり、傾斜も増す。6m滝の次の8m滝は直登が難しいので左岸のルンゼから巻くが、高く追い上げられて上の6m滝も合わせて越した。降りた所は二俣で、6m滝を落として出合う左俣が本流。左から直登。続く10m滝は右、5m滝は左を直登。その先の二俣は地形図では判らない。

(m) 5連滝、下から4段目は左を直登、最上段は左の窪を小さく巻く。その後の小滝もほとんど直登できた。最後は薮となるが、大して深くもない。適当な所で左に向きを変えるとすぐに登山道に出た。眺めよし。神室の小屋は満員で、にわか仕込みの山屋がうじゃうじゃいた。後から来た人を見て自分たちのスぺ-スを広げるような連中と宿を共にしたくはない。小屋より数十m下の広い台地で幕営。雲海が素晴らしい。稜線がまるで雪山のように見えた。

7月20日(月) くもり

登山道を西ノ又沢口へ下る。(記・戸ヶ崎)


コースタイム
7/18 入渓点(855)〜二俣(1000-1020)〜幕場(1050)・・・左俣をのぞきに行く。
7/19 幕場(710)〜伏流j(900-930)〜15m滝上の二俣k(1115-1200)最後の二俣(1325)〜登山道(1520-1540)〜神室山頂(1559)
7/20 神室山(900)〜小又山(1120-1145)〜西ノ又沢口(1400)

交通費 6,000円