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今夜の番組チェック

大横川小荒沢

1998年7月18日(土)
L宗像・増田・長南


神室山塊は私にとっていわゆる憧れの山域のひとつであって、この山域がミニ集中の対象となったのは非常にうれしかった。羽前赤倉の駅で仮眠をとって起き出した頃はまだ街は雲の下だったが、根ノ先沢パーティを送るために白川右岸の林道を走っている頃には雲ひとつ無い快晴となって車の中で景色を見ながらわくわくしていた。やはり沢は晴れているとただそれだけで心浮き立つ。最近、天候の良くない沢が多かったのでなおさらだ。

神室山塊の東面の沢はその流域のほとんどがチャラ瀬の様な平坦な流れで、その後鎌首を持ち上げるかのように稜線に突き上げている。小荒沢もそんな沢で、印象も高度をなかなか上げず、なかなか纏まらないでそのまま終わってしまった、といった感じの沢だった。

堰堤を越えて入渓するが、瀬のような流れを木の枝と蜘蛛の巣を避けながら行く。それほど大きな滝もなくほとんどが直登できる。岩盤が白くて奇麗だ。2時間ほどで二俣に着く。左股に入り、連暴帯を越えると岩のゴロゴロした急傾斜なり、一気に高度を上げはじめる。ナメ滝やナメが多くなりはじめると、沢幅が狭まり草原の中の流れとなり、ヤブ漕ぎも少々で稜線の登山道に出られた。

稜線は神室岳のあたりとは違い人気の全くない静かで長閑なところだ。灌木に所々草原の道を槍ガ先まで行くと皆、気持ちがいいのと昨夜の寝不足のせいなのか、しばらくすると寝息が聞こえてきた。

登山道を車まで下り、酒を買い足して西又の林道を終点まで行き、堰堤の上の広々とした河原で宴をひらき、皆そのまま焚き火のまわりでゴロ寝して明日の遡行に備えた。(記:長南)


コースタイム
7/18快晴 堰堤9:40-11:40二俣-14:55登山道-16:20登山口