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谷川連邦魚野川支流北カドナミ沢

1997年8月23日(土)
L佐藤(広)・西・渡辺


1 はじめに
 夏合宿の翌週だというのに佐藤さんに山行を組んで頂く。北カドナミ沢と言われてピンとくる方は少ないと思いますが、ちょうど土樽駅から荒沢山につき上げる沢で関東周辺に載っている荒沢谷の隣の沢です。

2 前夜、土樽で仮眠。出合は駅からすぐ。(7:40)
 前半は単調。水は少なくボサがかぶっていておまけに天気も悪い。これは谷川の軍刀利沢であろうかと思われる程である。ネンザの右足を気にしている西は、簡単なところでもビビッテシマイ情けない限りである。

3 この沢の核心は、後半にある標高850付近から谷が大きくひらけてきて、あれた感じのV字谷になる。その奥に垂直に落ちる大滝が我々を待っていてくれた。L佐藤さんは、直登のルートを捜す。しかし、安全第一、左のルンゼを登りヤブをこいで高巻く。最近自分はヤブこぎが好きだ。なんとなく、山とからだ全体で遊んでいる様で。おーっと五十嵐さんみたいな事を言っている、アブナイ、アブナイ。渡辺女史は山の木々たちと友情を結べなかった様です。お疲れさま。
 その後はずっとスラブで、所々ブッシュがあるが気をぬけない。このころから太陽が顔を見せはじめ、土樽駅、関越道を真下に見ながら慎重に登る。満面に微笑を浮かべて「いやー気持ちのいいスラブだねー」とおっしゃっていたリーダーの言葉が印象的でした。この50メートル程のスラブが終わると、登山大系によるとヤブこぎ30分程で荒沢山へ出ることになっている。しかし、この沢は登山者を喜ばせるべく、もう一度我々を歓迎してくれた。地形図を見ると山頂を囲む様に岸壁マークがあるが、ブッシュが混じった緩いスラブになっている。自分は何かとブッシュをつかんで登ろうとする為、腕が少しパンプしてしまった。
 荒沢山の山頂からは、足拍子がよく見えた。その後、カドナミ尾根を下山。あまり明瞭な踏み跡ではない。(記:西)


(コースタイム)
出合(7:40)〜大滝下(11:30)〜大滝上(12:40)〜荒沢山(16:25)〜出合(18:20)