1997年5月18日(日)
L宗像・斉藤
昨年春の集中で鶏冠谷に行ったのだが、あいにくの天気でガスが濃く、渓相がよく見えなかったため遡行した気がしなかった。いろいろ思い出はあるのだが。
前夜9時に集合し出発する時には大雨・雷注意報が発令中だったが、11時西沢渓谷駐車場にテントを張り酒がまわりだす頃には月も顔を出し明るく山並みを照らし明日の山行に思いが高まる。
☆釜の沢のパーティも盛り上がっているだろうな〜☆
明るい日差しの中でまばゆい沢を浮き浮きと遡行するが「逆くの字今年も登れるか?」と不安もある。昨年はガスの中で見えないのが幸いして登れたが今回は...
中段までは問題ないが上段で一歩がなかなか踏み出せず一度は足をすべらせドキッとするがなんとかクリアできた。今回は取材確認山行との事で宗像代表はミニゴルジュなど釜に入れば簡単な所でも巻いたらどうなるか...やはり悪い...とたしかめる。また一の沢出合の高巻きにおいては赤テープ・ハーケンを見つけ右側テラス状の岩にルートをとってみるが...やはり悪い。降りるのにシュリンゲを残置したため今後登る人は注意。
二の沢出合を過ぎ6m滝上のテラスでゆったりと昼食。三の沢を分けると右俣はナメ滝の連続となり光の中にきらめく美しさ、「これだよ!大変良いぞ!」
四の沢を右に分け岩溝をつめ水流が消えかかる頃、沢は二俣になり水流のある右の方へ行く。ナメ滝には苔がつき、水流の両側には松と草の緑と日本庭園を縦に配した様な渓相である。また振り返ると眼下に広瀬湖と周りの山並みが見晴らせる。
鶏冠尾根を下山するが、岩峰での懸垂下降で「ザイルをこすると切れるぞ!この岩にこすれているだろ。横に動かすとスパッと切れるぞ!昔切れて落ちた者がいたんだ。」と話しながら宗像代表降りていく。続く自分はあ〜あ恐い。岩峰を過ぎると単調な下りとなり、飽きる頃5時20分出合着。西沢山荘で西パーティと合流し一緒に温泉に向かい汗を流す。
(記:斉藤)
コースタイム
駐車場(7:30)-鶏冠谷出合(8:20)-逆くの字滝上(9:20)-二俣(10:10)-一の沢出合(10:40)-二の沢出合(11:20)-昼食(11:35-12:20)-四の沢出合(12:50)-登山道(13:50)-鶏冠山頂(14:45-15:00)-鶏冠谷出合(17:20)